トランプ氏が捜査中止を要求か ロシア関連疑惑でFBI前長官に (1/2ページ)

2017.5.17 10:17

トランプ米大統領(左)とFBIのコミー長官(ロイター)
トランプ米大統領(左)とFBIのコミー長官(ロイター)【拡大】

 【ワシントン=加納宏幸】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、トランプ米大統領が2月、当時の連邦捜査局(FBI)のコミー長官に対し、ロシアによる米大統領選への干渉疑惑の捜査対象であるフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の捜査をやめるよう求めたと報じた。コミー氏が9日に解任された際に取り沙汰された捜査介入を裏付けることになれば、トランプ氏への批判は強まりそうだ。

 フリン氏はトランプ政権発足前にロシアのキスリャク駐米大使とオバマ前政権の対露制裁を協議しながら、ペンス副大統領に協議しなかったとの間違った説明をさせたことを理由に、2月13日に辞任した。

 同紙によると、トランプ氏はその翌日の14日、ホワイトハウスの大統領執務室で開かれたテロ関連の会議の後にペンス氏やセッションズ司法長官らを退席させて、コミー氏と2人だけになり、「フリン氏を解放してやってほしい。彼は良い奴だ」と伝えた。

 トランプ氏はまた、フリン氏が何も間違ったことはしていないと強調。政権内部からの情報漏洩も問題視し、コミー氏に機密情報を報じた記者の収監を検討するよう求めたという。

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