ブラジル経済に不透明感 通貨・株・債券急落 大統領の汚職隠蔽疑惑報道 (1/2ページ)

2017.5.20 06:01

「テメルよ、去れ」とのバナーを掲げ、大統領の辞任を求めて行進するデモ参加者ら=18日、サンパウロ(AP)
「テメルよ、去れ」とのバナーを掲げ、大統領の辞任を求めて行進するデモ参加者ら=18日、サンパウロ(AP)【拡大】

 ブラジルが政治危機に陥りつつあり、経済の先行きに不透明感が漂っている。前大統領の弾劾・罷免を受け昨年就任したテメル大統領が、汚職スキャンダルの隠蔽(いんぺい)画策に関与した疑いがあると地元紙が伝えた。報道を受け、18日のブラジル市場では通貨レアルと株式、債券が急落。株価指数ボベスパは一時10%超下げた。

 同国紙グロボが伝えたところによると、テメル大統領はマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴されたエドゥアルド・クーニャ前下院議長のスキャンダル隠蔽に関与した疑い。同紙は17日夜、テメル大統領がクーニャ被告への支払いを承認する様子をひそかに録音したテープを食肉加工会社JBSの幹部2人が最高裁判所に提出したと報道。同被告は昨年のルセフ前大統領の弾劾を主導したが、今年3月にマネーロンダリングと汚職の罪で起訴されている。このテープは司法取引のための証拠の一部として提出されたという。

 大統領府の報道室はこの疑惑を強く否定する声明を発表。「テメル大統領がクーニャ前下院議長の発言を抑えるために支払いを求めたことは断じてない。大統領はメディアで伝えられている疑惑の真相を広範かつ詳細に探る調査を擁護している」とコメントした。

深刻な景気後退脱却を図る政策の頓挫が懸念

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