【マネー講座】《外貨の活用》(5)〈商品選択のポイント〉不確実性の時代に選択肢 (3/5ページ)

 したがって外貨建てを選択肢とすることで効率的な攻めができると言えるでしょう。債券は原則として国債が基準金利となりますから、その分高い金利で運用することができるのです。

 守りながら攻めの話をしてきましたが、それでも歴史を見る限り、中長期的には株式や投資信託による攻めが必要になると思います。インフレへの対応はもちろん、外貨建て投信を持つことで通貨価値の変動を抑えながら効率的な運用が期待できるからです。

 バランス型ファンドを米ドルと円建てで投資したと仮定します。すると、米ドル建ての方が長期的に少ないリスク(標準偏差)で高いリターン(収益率)を上げていることがわかります。

 安定性も外貨建て投信の特徴といえます。各種データから、運用資産残高の変動率 を計算すると、国内籍公募投信全体が10.1%であるのに対し、外国籍投信全体(米ドル建て)は5.7%であり、相対的に安定していることがわかります。

 また、国内籍公募投信全体の資産残高は、国内の主要指標であるTOPIXや円の対米ドル相場との相関が高いことから、これらの市場環境に左右されやすいといえます。一方、外国籍投信(米ドル建て)は国内指標との相関が低く、インデックスにも左右されにくいことが読み取れます。

グローバル株式ファンドの魅力

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