29年春闘 中小がベアの額、率ともに大手を上回る 連合中間集計

2017.5.25 18:31

連合の神津里季生会長(斎藤良雄撮影)
連合の神津里季生会長(斎藤良雄撮影)【拡大】

 連合は25日、平成29年春闘回答状況の中間集計(5月時点)を発表した。給与水準を一律に引き上げるベースアップ(ベア)は、中小企業が額、率ともに大企業を上回った。中小企業が大企業を上回るのは、平成19年に現行の統計となって以来初めて。

 賃上げ額が明確にわかる1851組合の平均は、ベア額が月額1332円でベア率は0.46%。組合員数300人以上の大企業の平均はベア額が1327円でベア率が0.45%なのに対し、300人未満の中小企業ではベア額1382円、ベア率0.58%だった。

 連合の神津里季生会長は記者会見で、「昨年は率では中小が上回ったが、今年は額、率ともに上回ることができた。中小企業の労組の頑張りによって、底上げの動きが明確になっている」と強調した。

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