シンガポール大型セール、割引アプリで若者取り込み クーポンなど配信

2017.6.2 05:00

買い物客や旅行者でにぎわうシンガポールのオーチャード通り(ブルームバーグ)
買い物客や旅行者でにぎわうシンガポールのオーチャード通り(ブルームバーグ)【拡大】

 シンガポールは、9日から8月13日まで行われる「グレート・シンガポール・セール」(GSS)で携帯端末向けの公式アプリを導入する。電子クーポンやセール情報の配信などを通じて若年層の消費者を取り込み、売り上げ増を図る。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 公式アプリは「ゴースプリー」と名付けられ、英語版と中国語版がある。GSSを主催するシンガポール小売業協会(SRA)が管理・運営する。GSSの初日から「アップルストア」や「グーグル・プレイ・ストア」でダウンロードできる。

 SRAは、アプリ導入によってスマートフォン使用率が高い若年層の消費者を取り込む効果が期待できるとしている。また、SRA幹部は「携帯端末の位置情報機能を使って近くにいる買い物客に電子クーポンやセール情報を配信できるので、小規模店や個人店舗にGSSへの参加を促せる」と述べた。

 GSSに参加する小売店は無料でSRAに申請できる。申請が認められた各小売店には個別のQRコードが割り当てられる。買い物客はQRコードを集め、実店舗を訪れて使用することで割引の適用などが受けられる。

 GSSは、今年24回目を迎える同国小売業にとって一大イベントだ。しかし、景気の低迷やインターネット通信販売の利用拡大などの影響で、2014年以降は3年連続でセール期間の売り上げが減少している。

 消費者の反応は上々だ。30歳代前半のエンジニアの男性は「スマホを活用するアイデアはいいと思う。家でセールの内容を確認して、目当ての店に行ける」と述べ、ゴースプリーをダウンロードするつもりだと続けた。

 今年3月のシンガポール小売市場の売り上げは前年同月比2.1%増となり、2月の同2.6%減から回復した。ゴースプリーが起爆剤となってGSSの売り上げ回復と小売市場の活性化が実現するか、今後の動きが注目される。(シンガポール支局)

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