【ニュース解説】《ソフトバンク躍進》IT巨艦ファンドは有望 孫氏は生涯現役? (3/3ページ)

2017.6.5 06:00

SMBC日興証券の菊池悟シニアアナリスト
SMBC日興証券の菊池悟シニアアナリスト【拡大】

 --米国投資など最近はホンハイとの関係で注目を集めることが多い

 「まだよく分からないが、たぶんホンハイもビジネスを少し変えようとしているので、ソフトバンクのスキームを使いながら自分のビジネスを広げようとするのではないか。ソフトバンクもそうだ。おそらく既存ではなく新しい分野で協力していくのでは」

 --孫社長の後継者問題はリスクにならないか

 「(孫氏は)今はそういうことをまったく考えていないのではないか。自分が考えているようなビジネスを後継者が本当にしてくれるかは分からないし、そこは難しい面があるのでは。たぶん人生が終わるまで現役で、最後まで自分が第一線でグローバルに引っ張っていくのだと思う。ただソフトバンクも、孫さんという個人ではなく、もっと組織的なものに仕上がって、今どんどん変わっていっている。ファンドだってチームでやる。機関化していくなかで、自然と後継者も育っていくと思う」

 《取材後記》業容を広げ世間の耳目を集めるソフトバンクと孫社長。今一番「旬」の企業で、日産自動車のゴーン氏と並ぶ最もカリスマ性のある経営者かもしれない。ソフトバンクウォッチャーとして定評のある菊池さんは、精力的な孫氏は生涯世界を引っ張ると予測した。かくいう私も孫さんの八面六臂の活躍をいつまでも見続けていたい一人かもしれない。(SankeiBiz 柿内公輔)

 

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