【マネー講座】《外貨の活用》(6)〈お金に働いてもらおう〉外貨を人生の味方に (3/4ページ)

 アメリカでは次々とイノベーションが起こり、若き起業家たちが世の中の仕組を変える商品やサービスを生み出しながら高収益をあげています。高い給料と働き甲斐のある環境は、世界中から優秀な人材を吸い寄せ、次のイノベーションを生む土壌となっていきます。新興国では豊富な資源や労働人口を背景に、高い成長率を維持しながら全体として先進国に迫る経済規模となっています。

 お金は私たち人間と違って、ボーダーレスにどこにでも行くことができ、グローバルで働く柔軟性が高いのです。それなら、イノベーティブで優秀な人材が集まる国、活気があふれ成長を続ける国など、グローバルな視野で国や地域を選択するほうがお金が活躍するチャンスが広がるというものです。

メリットやリスクは迷わず相談しよう

 外貨は為替変動リスクが心配という方もいるでしょう。すべて円に戻すことにこだわると、為替変動はリスクになります。ですが、外貨として働くお金はずっと外貨のままでよいと思います。連載の第3回では、外貨のメリットとリスクについて解説していますが、その中でリスク抑制のためにも米ドルを中心とした「外貨の分散」をお勧めしています。

 基軸通貨である米ドル建ての資産は、日本円の資産に比べて値動きが安定する傾向があります。また、主要産業や地理も異なる複数の国の通貨を保有することで、通貨価値の変動を打ち消しあう効果も期待できます。

 外貨はそのまま外貨預金として持ってもいいですし、外貨建て投資商品を購入したり、外貨建て保険を買ったり、子や孫の世代に相続させることもできます。もちろん海外旅行で使うことも、今ではインタ-ネットショップで外貨決済をすることも可能です。使うことまで考えると、外貨のまま保有するメリットがひろがります。

外貨に強い金融機関に相談を

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