欧州で金保管庫建設ブーム インフレ懸念で安全資産へ逃避 (1/2ページ)

2017.6.13 06:01

ドイツの保管庫に収められた金と銀の地金(ブルームバーグ)
ドイツの保管庫に収められた金と銀の地金(ブルームバーグ)【拡大】

 欧米で金の保管庫建設ブームが起きている。金融危機の際に始まった安全資産への逃避が、大衆迎合主義(ポピュリズム)勢力の台頭とインフレの兆しを背景に再び活発化しており、貴重品の保管を手掛ける企業が需要に応えようと保管庫を拡充しているためだ。

 この1年間、英国の欧州連合(EU)離脱決定や、米トランプ政権の誕生など、予想外の政情変化が投資家を驚かせてきた。さらに欧州の多くの地域でマイナス金利が続き、インフレの兆候が出始めている。債券の金利による収入が相殺される恐れも出ていることから、金の魅力が高まっている。

 英国の金ディーラー、シャープス・ピクスリーのロス・ノーマン最高経営責任者(CEO)は「当社の顧客の多くにとってインフレは主要な懸念材料だ。安全資産については、何を購入するかだけではなく、どこに保管するかが重要だ」と指摘する。

 欧州の金ディーラー、コインインベスト・ドット・コムは、1億ユーロ(約123億円)相当の金を保管できる100平方メートルの保管施設の建設を交渉中だ。保管庫の重量は82トンで、扉だけでも1.5トンに上る。

保管量は昨年の年頭と比べて約6%増加

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