「機械学習」重ねてロボ代替 モルスタ、生身のアドバイザー強化 (1/2ページ)

2017.6.19 05:57

米ニューヨークのモルガン・スタンレー本社。同社は、機械学習により人間を強化する戦略を進めている(ブルームバーグ)
米ニューヨークのモルガン・スタンレー本社。同社は、機械学習により人間を強化する戦略を進めている(ブルームバーグ)【拡大】

 モルガン・スタンレーは1万6000人のファイナンシャルアドバイザー(FA)たちを、機械学習のアルゴリズムで強化しようとしている。このアルゴリズムは取引アイデアを提案したり、日々の決まりきった作業を肩代わりしてくれたり、顧客の誕生日が近づいていると教えてくれたりもする。

 富裕層に望ましく

 モルガン・スタンレー社内で「ネクスト・ベスト・アクション」と呼ばれるこのプロジェクトは、完全に自動化されたプラットフォームであるロボアドバイザーを導入する多くの同業者と一線を画し、人間の社員を強化する取り組みだ。ロボットではなく、人造人間サイボーグを選んだといえよう。万人向けの資産配分ソフトウエアよりも、アルゴリズムの助けを借りた人間の方が、富裕層に望ましいソリューションを提供できるという考えに基づいている。

 モルガン・スタンレーのアルゴリズムは、市場動向や顧客のプライベートなイベントに基づいて勧めるべき複数の選択肢を従業員に提示する。ウェルスマネジメント部門の分析・データ最高責任者のジェフ・マクミラン氏が説明した。電話や電子メール、ウェブサイトでのやり取りがデータ化され、時間とともに機械学習プログラムの提案能力が高まるようになっている。これによって顧客とのビジネスを広げようというわけだ。

 マクミラン氏はインタビューで、「顧客とその行動をパターン化することで、顧客が求めてはいなかったかもしれないが過去の行動に照らして価値を感じるであろう提案やサービスを提供したい。売り込むのではなく、顧客が望んだり必要としたりするものを見つけることが目的だ」と語った。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。