ボーイング、4年ぶり新型ジェット機公開 エアバスからシェア奪取狙う (1/2ページ)

 米航空大手ボーイングは19日開幕したパリ航空ショーで、狭胴型機「737」シリーズの全長を長くし座席数を増やした新型ジェット機「737MAX10」を地上展示し、本格的な販売活動を開始した。同社の新型機の投入は約4年ぶり。狭胴型機市場で競合する欧州エアバスからのシェア奪取を目指す。

 MAX10はMAX9より胴体が5.5フィート(約168センチメートル)長く、11年にエンジンを換装した737シリーズの中では最大となる。ボーイングによると、MAX10の座席数は230席で、エアバス最大の狭胴型機「A321neo」とほぼ同じとなり、軽量化により同機より燃量消費を5%少なくしたという。

 ボーイングの民間航空機部門のケビン・マカリスター社長は18日、パリで記者会見し、「MAX10について、優れた飛行機を打ち出したと思うかと問われれば、もちろんだ。これまでの反響から判断して、(737シリーズの)各モデルには堅調な需要がある。A321neoと張り合えるモデルだ」と自信を示した。

 ボーイングはMAX10の投入でA321neoへの顧客の流出に歯止めをかけたい考えだ。エアバスは3年前にA321neoを投入して以来、シェア争いでボーイングを大きくリードしている。

米ユナイテッド航空などが発注か