モンゴルの電気を東京へ アジア向け国際送電網検討大詰め (1/3ページ)

2017.6.22 06:10

モンゴルの首都ウランバートルにある送電線の鉄塔。日本もモンゴルの電気を使うことになるかもしれない(ブルームバーグ)
モンゴルの首都ウランバートルにある送電線の鉄塔。日本もモンゴルの電気を使うことになるかもしれない(ブルームバーグ)【拡大】

 モンゴルで、国境を越え東京などアジア各国の大都市に電気を送る「アジアスーパーグリッド構想」の検討が大詰めを迎えている。風力や太陽光、化石燃料が豊富な利点を生かし発電した大量の電気で国外の大消費地の需要を満たそうとするものだ。各国固有の電圧への対応や安全保障面の懸念の払拭など課題は山積しているが、高い経済効果が見込まれ、関係国も計画の行方を注視している。

 技術的に可能だが…

 モンゴルでスーパーグリッド構想の一環として検討されているのが、70億ドル(約7794億円)規模の石炭、風力、太陽光発電所「シベエ・エネルギー・コンプレックス」建設計画だ。計画が実現すれば、発電能力は528万キロワットに達し、中国やロシア、韓国、日本に送るための十分な量を確保できる。モンゴルの政府系投資会社エルデネス・モンゴルや同国エネルギー省が計画を推進している。

 停滞する経済の立て直しを狙う同国は、潤沢な資源を活用できる、世界最大級の発電所を保有したい考えだ。世界銀行によると、モンゴル経済は今年、0.2%のマイナス成長となる見通し。国際送電網の構築を目指す非営利団体「GEIDCO」は、シベエの計画により、5年間にわたり2万5000人の雇用が創出され、国内総生産(GDP)は同期間中、平均で年率4%増加すると見込んでいる。

 プロジェクトディレクター、タミル・バトサイハン氏によると、月内にフィージビリティースタディー(実現可能性調査)が終わる予定だ。

「技術的には可能だが、いくつか問題がある」

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