【投資講座】《株式の魅力》(1)<投資のイメージと実際>長期的視点で企業に寄り添う (4/4ページ)

 つまり、株価の変動に関わりなく10年間長期積立投資を続けていれば、今の株価を2万円として、1株当たり6650円の利益が出ている(売買手数料などのコストは無視します)ということです。ちなみに日本の資産バブル崩壊時期を含む30年移動平均も16800円程度ですから、その間長期積立投資を続けていれば、報われている計算になります。

 景気や企業業績には山谷があり、時として想定を超える様々なショックも起こります。しかし、個々の企業が生き残るために長期的観点から利益を出す努力をしっかりと行い、それが全体としては実を結ぶと考えれば、株式投資によって長期的な企業利益の成長の果実を受け取ることができると考えられます。

(※投資講座は随時更新。次回も「株式の魅力」をテーマに掲載します)

【プロフィル】若生寿一(わこう・じゅいち)

若生寿一(わこう・じゅいち)野村証券 投資情報部
エクイティ・マーケット・ストラテジスト
野村総合研究所入社後、経済調査部、ロンドン現法勤務を経て、野村証券投資調査部にて日本株投資戦略の策定を行う。現在はマクロ経済分析に立脚した、日本株を中心とした資産選択などの投資戦略の策定を担当。テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」レギュラーコメンテーターなどメディアを通じた情報発信も行う。

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