文在寅大統領がネクタイでも「独島」をアピール？　アシカ柄のネクタイが話題に

　韓国が不法占拠する竹島（島根県隠岐の島町、韓国名・独島）の周辺にかつて生息していたアシカをモチーフにしたネクタイを、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が公の場で締めていることが関心を集めている。韓国のインターネット上では「胸が熱くなった」といった称賛の声が見られ、一部のネットショップでは同じネクタイが品切れになる人気だという。

　韓国メディアによると、文氏は５月１９日に憲法裁判所所長の人事を発表した際などに、「独島のアシカ」が描かれたネクタイを締めていた。韓国側は竹島周辺のアシカを「日本の乱獲で絶滅した」と主張し、竹島問題と関連して語られることが少なくない。文氏は昨年７月に竹島に上陸しており、ネクタイの柄も「無言のメッセージ」と受け止められている。

　今月末には初の米韓首脳会談がワシントンで予定されているが、文氏がどんな柄のネクタイを締めて登場するかも注目されそうだ。