国後島の調査終了、択捉島へ 日本の官民調査団


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 北方領土での日本とロシアの共同経済活動の実現に向け、長谷川栄一首相補佐官を団長とする官民調査団は28日午後、国後島の空港や博物館を視察し、同島での調査を終えた。29日に択捉島を調査する。

 国後島での調査終了後、長谷川氏は「大変素晴らしい自然があり、さまざまな可能性を感じた。プロジェクトを少しでも具体化できるよう探っていきたい」と話した。

 調査団は、国後島の水産加工場やプール付きのスポーツジムも視察。同行したロシア・サハリン州のコジェミャコ知事は加工場で「日本の最新技術で事業の拡大が可能だ」と述べ、日本企業による事業参加への期待を表明した。

 調査団は30日に色丹島を視察し、7月1日に北海道・根室港に戻る予定。(共同)