中国、終わりなき食料確保 巨大な胃袋、最善策は食生活見直し (1/2ページ)

中国・上海の農産品市場(ブルームバーグ)
中国・上海の農産品市場(ブルームバーグ)【拡大】

 約14億人に上る中国国民の食欲は旺盛になりつつあり、これに伴って世界各地で作物栽培や販売方法が見直しを迫られている。中国人の食生活は平均的な米国人に近づきつつあり、その胃袋を満たすため企業はベーコンからバナナまであらゆる食料を求めて世界を飛び回っている。

 中国勢は途上国で農地を購入したり、借りたりする取り組みを進めているが、海外で農場や牧場を運営しても十分でないことが分かり始めている。アジアやアフリカ、南米の人口は著しく増えており、1世代以内に人口がさらに20億人増加する見通しだ。こうした人々にも食料が必要になってくる。

 ◆国内生産拡大は裏目

 中国共産党は農業改革に重点を置くようになっており、そのアプローチはマーケットの管理、農場の効率化、農地の減少抑制、輸入の4つの分野に分けられる。いずれのケースでも、テクノロジーが食料需給のバランスを取る上で鍵を握る。中国は水関連や種子、ロボット、データサイエンスに多額の資金を投じ、持続可能で収穫量の多い農場開発を目指している。

 中国がこの10年にわたり国内生産の拡大で用いていた主な手段が裏目に出ており、早めに成功を収める必要がある。

 国連食糧農業機関(FAO)と経済協力開発機構(OECD)のリポートによると、中国は1997~2008年に農地の6.2%を失った。また、地方政府は依然として利益がより大きい不動産開発向けに土地を使っている。

 中国では残る田畑の約20%が汚染されていると指摘する報告書があり、当局はより警戒すべきだろう。また、地元テレビやソーシャルメディアはこの数年、毛髪で製造したしょうゆや汚物を基にした豆腐、ネコやネズミの肉をウサギやラム肉と偽るなどの不祥事を相次いで報道し、国内で不安が広がった。

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