【投資講座】《株式の魅力》(2)<企業の利益と株価の関係>方向と変化、そして「質」に注目 (2/4ページ)

 企業の「利益」というのは、「売上」から「費用」を差し引いたものです。利益を伸ばすためには、売上を増やすか、費用を減らすか、もしくはその両方を行うことが必要となります。まずは、企業の売上が伸びるような環境にあるかどうかを見極めることが必要です。

 そして稼いだ利益の一部が、普通は配当として株主に還元されます。理論的には、株式の価値(株価=EPS×株価収益率(PER))は企業がこれから支払い続ける配当の総額に等しい、ということになります。配当が増える、もしくは企業の利益成長率が今より高くなると企業の価値、つまり株価は上昇しやすくなります。

 一方で株価が変動するということは資産の価値が不安定になるためリスクが高いというようにとらえられることがあり、株式への投資にあたっては銀行預金や国債など安全資産の金利以上に高い収益が期待されます。この金利を上回る部分を「リスクプレミアム」と呼びます。将来の業績が不透明な場合やリーマンショック、東日本大震災のようなパニック的な状況に陥った際に株価は下落しやすくなりますが、こうした時にはリスクプレミアムが上昇していると説明されます。このような状況にならないかどうかにも目配りは必要です。

利益の変化をとらえる

 利益が増加する見通しとなれば、株式市場での評価が高まりやすくなります。加えて、それまでの見方が変化する場合には、市場での評価も修正されることになります。例えば減益見通しが増益見通しに転換した企業や、増益見通しが上方修正されてこれまで以上に増益率が高まると予想される場合にはさらなる株価上昇要因となります。逆に、業績見通しが急減した場合などは株価下落につながります。

RIで利益の変化をとらえよう

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