サンマ漁獲枠ハードル高く きょうから北太平洋漁業委 (1/2ページ)

 サンマをめぐり政府が13日から札幌市で始まる北太平洋漁業委員会で、国・地域ごとに漁獲枠を新設するよう提案する。海流の変化や乱獲で資源の先細りが懸念される中、世界最大級の漁獲量がある立場で対策を呼び掛ける。マグロなど他の魚種でも資源管理が課題になっているが、国際的な合意形成のハードルは高い。

 漁師の不安

 日本で「魚離れ」に歯止めがかからないのと対照的に、アジアの新興国では、すしや刺し身など和食が人気メニューとして定着し、魚介類の消費量が拡大している。2016年度版水産白書によると、魚介類の1人当たりの消費量は過去半世紀で中国が8倍、インドネシアが3倍に膨らんだ。

 サンマも近年、海外でも人気が高い魚種の一つだ。安くておいしいとアジアで需要が伸び、台湾や中国の大型船が公海上で海流を先回りして漁を行うようになったという。サンマ漁が盛んな宮城県の気仙沼漁業協同組合の担当者は「多くの漁師が外国船の漁の仕方に不安を感じている」と神経をとがらす。

言行不一致も

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