PC機内持ち込み全面解禁 米、対サウジも廃止

 米政府は17日、中東と北アフリカの10空港から米国に向かう航空便を対象にノートパソコンなどの機内持ち込みを禁じた措置を全面的に解除した。対象となっていた9航空会社のうち最後まで禁止が続いていたサウジアラビアの航空会社に関して、米運輸安全局(TSA)が解除を発表した。

 テロ組織が爆発物を埋め込んだパソコンを機内に持ち込む懸念があるとして、トランプ政権が今年3月から禁止措置を取っていた。他の8社はアラブ首長国連邦(UAE)、カタール、エジプトなどの航空会社で、措置を順次解除されていた。

 米政府は6月28日、テロ対策として日本を含む105カ国にある約280空港から米国に直行する国際便を対象に、電子機器の搭乗前検査を強化する方針を表明。代わりに、10空港からの米国便にパソコンなどの持ち込みを禁じた措置を廃止するとしていた。(共同)