19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比66・02ドル高の2万1640・75ドルと終値の過去最高値を3営業日ぶりに更新した。米主要企業の決算発表が本格化する中、好業績への期待感を背景にIT関連株などが買われ、相場全体を押し上げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は40・73ポイント高の6385・04と2015年2月以来、2年5カ月ぶりに9営業日続伸した。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も13・22ポイント高の2473・83となり、いずれも2日連続で終値の過去最高値を更新した。
ダウ平均の個別銘柄では、通信機器のシスコシステムズやソフトウエアのマイクロソフトといったIT関連株のほか、娯楽・メディアのウォルト・ディズニーや航空宇宙機器のボーイングの上昇が目立った。(共同)