【投資講座】《株式の魅力》(3)<景気循環やテーマと株価>市場全体と個別銘柄の動きの違い (1/4ページ)

 株式投資を行う際、市場全体の動きに投資するのか、個別銘柄に投資するのか、は個々人の考え方もあり判断が難しいところです。いずれにせよ、長期的な視点を持つことが重要です。そして、1つの銘柄を持ち続ければよいという単純なものでもありません。過去、景気の状況や政策などによって、市場平均以上に上昇する銘柄もあれば、下落する銘柄もありました。今回は、こうした景気や政策の動向と株価の関係について整理したいと思います。(野村証券 大坂隼矢)

景気循環を知ることで株式相場とうまく付き合う

 「景気」という言葉はとても曖昧な概念であり、定義づけは簡単ではありませんが、日本銀行(日銀)によると、「実体経済の状況に加え、企業や家計の経済活動に対するマインドを表す言葉」とされています。実際に景気を判断するには、様々な経済統計を確認する必要があります。これを企業の動向などと合わせて分析することで、現在の景気の状況を知り、今後を予測することができます。

 景気の全体感を把握する指標としては、生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合して内閣府が作成した景気動向指数が挙げられます。この景気動向指数のうち、景気とほぼ一致して動く指標(一致指数)と日経平均株価の動きを見ると、多くの局面で景気動向指数がピークを迎える時や底を打つ少し手前に株価のトレンドが転換していたことがわかります。つまり、株価は景気を先取りして動くことが多いと言えます。

景気を考える上では政策動向も重要

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