インドネシア、国産小型旅客機開発相次ぐ 島々結ぶ交通手段に需要増 (1/2ページ)

インドネシアのレギオ・アビアシ・インダストリが開発中の双発プロペラ機「R80」の完成イメージ(同社のパンフレットから・共同)
インドネシアのレギオ・アビアシ・インダストリが開発中の双発プロペラ機「R80」の完成イメージ(同社のパンフレットから・共同)【拡大】

 インドネシアの航空機メーカーが小型旅客機の開発に相次いで着手している。世界最大の島嶼(とうしょ)国である同国では、経済成長に伴い、人の移動やビジネスが活発化し、島々を結ぶ交通手段として旅客機の需要が急増しているためだ。

 小型機開発に着手したのは、民間のレギオ・アビアシ・インダストリと国営のディルガンタラ・インドネシア。

 レギオが開発中なのは双発プロペラ機「R80」(80~90人乗り)。航続距離は1480キロで、開発にかかる総予算10億~17億ドル(約1110億~1886億円)への投資を募っている。2023年の生産開始を目指しているが、すでに国内の複数の航空会社から計165機のオファーがあるという。

 プロペラを搭載した小型機市場では、欧州のATRとカナダのボンバルディアが有名だが、レギオのラハユ・S・アリフィン事業部長は「国外で製造された小型機と比べ、競争力のある価格設定にするつもりだ」と説明した。

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