ベッドもシェアする中国、北京に昼寝専用カプセルホテル登場 過労や睡眠不足も影響か (2/4ページ)

中国の新興企業「享睡空間」が作った昼寝専用のカプセルホテルで入室を待つ女性。IT関連の専門職をターゲットにしている。中国には昼寝の習慣があるほか、ホワイトカラーの過重労働が深刻な問題となっており、拡大を続ける「シェアリング・エコノミー」の一種として注目を集めているようだ(ロイター)
中国の新興企業「享睡空間」が作った昼寝専用のカプセルホテルで入室を待つ女性。IT関連の専門職をターゲットにしている。中国には昼寝の習慣があるほか、ホワイトカラーの過重労働が深刻な問題となっており、拡大を続ける「シェアリング・エコノミー」の一種として注目を集めているようだ(ロイター)【拡大】

  • 中国の新興企業「享睡空間」が作った昼寝専用のカプセルホテル。IT関連の専門職をターゲットにしている。中国には昼寝の習慣があるほか、ホワイトカラーの過重労働が深刻な問題となっており、拡大を続ける「シェアリング・エコノミー」の一種として注目を集めているようだ(ロイター)
  • 中国・北京に作られた昼寝専用のカプセルホテルで休もうとする男性。はしごを上っている。中国には昼寝の習慣があるほか、ホワイトカラーの過重労働が深刻な問題となっており、このカプセルホテルは拡大を続ける「シェアリング・エコノミー」の一種として注目を集めているようだ(ロイター)
  • 中国・北京に作られた昼寝専用のカプセルホテルで休もうとする男性。耳栓を手渡されようとしている。中国には昼寝の習慣があるほか、ホワイトカラーの過重労働が深刻な問題となっており、このカプセルホテルは拡大を続ける「シェアリング・エコノミー」の一種として注目を集めているようだ(ロイター)

 ロイターは「多くの専門職にとって、居心地の良いプライベートな場所を探し出すのは難しく、要求は厳しい」と明かす運営責任者の話も伝えた。すでに北京に次いで上海と成都にも展開しており、近く青島、南京、深●(=土へんに川)などにも事業を拡大するという。

信じられない格好…昼寝の写真集も

 米紙ニューヨーク・タイムズが、中国人はイケアの展示ベッドをはじめ、どこでも寝られる“才能”があるという記事を載せたのは昨年8月。実はこれ以前にも、中国人の昼寝は話題になっていた。

 上海在住のドイツ人、ベルント・ハーゲマンさんは、中国人が信じられない格好で昼寝する姿に魅了され、700枚を超える写真を撮影。枕やマットレスを使わずに眠る高度な技術の数々を「スリーピングチャイニーズドットコム」というサイトで紹介し、写真集を出版した。

 昼寝といえば長い昼休憩で知られるスペインの「シエスタ」が有名だが、中国にも似たような習慣がある。学校の昼休みは正午から午後2時ごろまであり、その間に昼食と仮眠をとるのだという。

 中国共産党機関紙・人民日報のウェブサイト、人民網日本語版は昨年8月、「あなたの昼寝のやり方は正しい?」と題した記事の中で、中国医学では午前11時~午後1時が睡眠に最も適した時間帯とされていると解説。

中国では過重労働が深刻になっていることも見逃せない

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