米国のウィリアム・ハガティ新駐日大使が17日午後、来日した。成田空港での記者会見で、核・ミサイル問題で緊張が続く北朝鮮情勢を踏まえ「日本と米国は揺るぎない絆で結ばれている。日米友好と、素晴らしい同盟を深めていきたい」と述べ、日米同盟の一層の強化に意気込みを示した。
北朝鮮問題に関しトランプ米大統領から託された内容を問われると「明かせない」と即答した。その上で「米国や同盟国を防衛する米国の能力には疑問の余地もない」と言明。「米国は全ての選択肢を検討している。国際社会による圧力は続く。北朝鮮はいずれ(挑発的な)言葉を緩めるだろう」と述べた。
約15分に及んだ記者会見には妻と計4人の子どもと一緒に現れた。「はじめまして」という日本語で始めた。「ありがとうございます」「絆」といった言葉も使った。