【ワシントン=加納宏幸】米ホワイトハウスは16日、先月31日に10日で解任されたスカラムチ前広報部長の後任にトランプ米大統領側近のホープ・ヒックス戦略広報部長(28)を暫定的に起用すると発表した。
ヒックス氏はトランプ氏が経営してきた「トランプ・オーガニゼーション」の広報担当者で、同氏の長女イバンカ大統領補佐官や娘婿クシュナー上級顧問とも近い。
トランプ氏は白人至上主義をめぐる発言で批判されており、ヒックス氏は当面、広報部長としてこの問題の対応に当たるとともに、後任の選定に関してトランプ氏に助言する。