これまでもアップル・ウォッチなどの腕時計型端末、グーグルの眼鏡型端末など、「ポスト・スマホ」を期待させるデバイスが次々登場してきたが、今ひとつ市場に浸透しきれていない。
果たしてAIスピーカーはさまざまな課題をクリアし、誰もが手放せないアイテムとなるのか。まだしばらく見極める時間が必要といえそうだ。
《メモ》AIスピーカーが秘める可能性は消費者をワクワクさせる。一方で、「ポスト・スマホ」とされる注目度ゆえに、各国の開発競争は熾烈で、その優劣と正否は、政府の成長戦略も左右しかねない。日本企業もようやく本腰を入れ始めたが、総務省の後押しなど官民挙げての取り組みが一層必要となりそうだ。(SankeiBiz 柿内公輔)