米連邦取引委員会(FTC)は23日、米インターネット通販大手アマゾン・コムによる米高級スーパー、ホールフーズ・マーケットの買収を承認したと発表した。
この日は、米小売り最大手のウォルマート・ストアーズが米グーグルとの提携を発表。ネットと小売りによる融合ビジネス分野の競争は激化しそうだ。
アマゾンはことし6月、約137億ドル(約1兆5千億円)でホールフーズを買収すると発表。グーグル・ウォルマート連合と同様に、人工知能(AI)を搭載したスピーカーなどを使った買い物ができるサービスを売りにするとみられる。
スピーカー端末に話し掛けて商品を注文する仕組みで、品ぞろえや品質が「決め手」となる。(共同)