現代自が中国生産一時停止 現地合弁会社、支払い滞る

 韓国の現代自動車が部品供給会社への支払い不履行のため中国国内での自動車生産を一時停止していたが、30日までに全4工場で再開した。最重要市場の中国での同社最大の危機を回避した格好だ。

 現代自の広報担当によれば、同社の中国合弁会社が支払いを行わなかったために部品供給会社1社が先週から燃料タンクの納品を停止していた。これに伴い、中国国内の5工場のうち4工場で生産が中止されたという。3工場は北京近郊、1工場は河北省滄州市にあり、重慶市の第5工場はまだ本格稼働していない。

 この問題を受け、現代自の株価は6月以来最大の下げ幅を記録した。米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)の韓国配備への反発で中国国内ではすでに販売が激減していた。また、スポーツ用多目的車(SUV)が人気を集める中国市場で、セダンを重視した車種を展開する同社は苦戦を強いられているほか、海外ブランドの大幅な割引や中国メーカーとの熾烈(しれつ)な価格競争による圧力にさらされている。

 中国での市場シェア回復に向け、現代自は独フォルクスワーゲン(VW)の元幹部を中国のデザインチームに起用したほか、高級車ブランド「ジェネシス」の投入も計画している。(ブルームバーグ Sohee Kim、Tian Ying)

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