【ソーシャルレンディングを知る】(7)初心者でも簡単! 投資の方法と流れ (3/4ページ)

▽ソーシャルレンディング投資を行う前の注意点

 一度投資を実行したら満期を迎えるまで待つだけのソーシャルレンディング投資。だからこそ、投資を行う前までの工夫が大切となる。以降、投資を行う前のチェックポイントを改めて確認する。

 まず利回りについて。利回りとは、投資した金額に対する年間利益を表す数字のこと。ファンド募集時点で公開されているのはあくまで予定利回りであり、結果として利回りが増減する可能性もある。

 利回りが高いほど収益性も高まるが、担保の有無やテーマなど他の条件も考慮しなければ、貸し倒れなどによる損失リスクが高まる可能性がある。保全性の高さや分散投資ができているかといった側面も含めて投資検討をするべきだ。

 次に運用期間。運用期間とはファンドが投資家から集めた資金を運用する期間を表す。ソーシャルレンディングでは、最短1カ月、最長36カ月を運用期間とするファンドがある。運用期間が短すぎると再投資の手間がかかってしまうものの、長すぎるとその間資金が動かせないため、余裕資金がなくなった場合に困ってしまう。運用期間半年から1年ほどのファンドも多くみられるため、自分の資産や収支計画に基づいてファンドを選ぶと良いだろう。

 借り手企業が債務を履行できなかった場合、ソーシャルレンディング事業者は借り手企業の担保を売却することで資金の回収を図る。保全性を高めるには、担保の有無なども注意すると良い。なお、担保の種類や有無、多寡はファンドによって異なる。

投資までの工夫を怠らず、分散投資や担保を確認しよう

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