【マネー講座】《投信を知る》(1)〈資金性の把握が重要〉「投資の大原則」を念頭に (3/4ページ)

 上記を参考にご自身の資金を色分けしてみてください。「コア資金」に当たる計画的な資金の割合が高いことにお気付きになると思います。

コア資金こそ運用で増やすべき

 次に、資産運用に向いているのはどの資金なのかを考えます。一見すると、上記の分類で示した余裕資金だけが運用すべき部分に見えます。ベース資金は日常生活には欠かせない資金ですから、投資には適していないでしょう。コア資金についても、将来使う予定があるため元本の毀損は困ります。そのため、投資には不向きであるように思われます。

 しかし、本当にそうでしょうか。前述の通り、コア資金は10~20年先に必要になる資金です。実は、この長い期間を活用することで、投資リスクの抑制や安定的なリターンが期待できるのです。このような理由から、コア資金の運用は中長期的なライフプランの設計に極めて重要な要素である考えられます。

 ただし、時間を味方につける方法を知らないと、投資で安定した成果を上げることができず、大切な資金を減らしてしまうかもしれません。「どうすればいいの?」という声が聞こえてきそうですが、このことは次回以降で詳しくお伝えします。

目的に合わせて投資を考えよう

 最後に、それぞれの資金分類ごとに資金使途を明確にしましょう。これは主にコア資金の部分が該当します。使用用途をはっきりさせることで、目的の達成に必要な期間や金額の規模が見えてくるはずです。そのためには、「何の目的のために」「どの位の期間で」「将来どの位の資金が必要となるのか」を書き出してみてください。これらを明確にすると、より具体的に投資を考えることができるはずです。

「投資の大原則」を念頭に資産運用

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