タイ失業率、1.22%に上昇 4~6月期 非農業で投資鈍る

東部ラヨーン県のゴム工場。タイは製造業や建設業などで自動化が進行しつつある(ブルームバーグ)
東部ラヨーン県のゴム工場。タイは製造業や建設業などで自動化が進行しつつある(ブルームバーグ)【拡大】

 タイの国家経済社会開発委員会(NESDB)によると、同国の今年4~6月期の失業率は1.22%となり、前年同期の1.08%から上昇した。失業者数は46万5000人で、前年同期比2000人増だった。NESDBは、新卒者が労働市場に参加したことや非農業分野で人材投資の動きが鈍かったことなどが要因と分析した。現地紙ネーションなどが報じた。

 同国の4~6月期の労働人口は3826万人、就業者は3753万人だった。農業分野の就業者が前年同期比6.3%増の1160万人と雇用を支えた一方、非農業分野が同2.1%減の2590万人と低迷した。好天に恵まれて生産が好調だった農業分野が雇用の受け皿となった格好だ。

 これに対し、非農業分野は特に製造、建設、ホテル・レストランで事業拡大の動きが鈍く、就業者が減少した。既存の人材の活用とスキル向上を図った企業が多かったほか、生産などに先端技術の導入を進める動きも加速したという。

 NESDB幹部は、民間投資の回復が予想外に遅れたほか、経営者のハイテク志向が高まったことも求人の大幅な減少につながったと分析した。そのうえで4~6月期と7~9月期に失業者が増えるのは例年の傾向だと強調し、10月以降に状況が改善するとの見通しを示した。

 また、4~6月期は失業者数に占める大卒者の割合が39%だったことも分かった。大卒の高学歴者の失業は、2013年には14万人だったが、16年には18万人、今年6月には22万人と増加傾向にある。

 同幹部は「新卒者の未就職者数をいかに減らすか、関連する政府機関は研究調査を進める必要がある」と述べた。(シンガポール支局)

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