マレーシア、マレー半島北部の開発加速 域内総生産7.8兆円目標

マレーシア・マレー半島北部ケダ州にある電子製品の工場(ブルームバーグ)
マレーシア・マレー半島北部ケダ州にある電子製品の工場(ブルームバーグ)【拡大】

 マレーシアは、マレー半島北部地域の経済開発を加速させる。同国のナジブ首相は8月、2025年までの北部回廊経済地域(NCER)の開発計画を明らかにした。投資加速や産業振興などにより、25年までに同地域の域内総生産を3000億リンギット(約7兆8510億円)に引き上げるのが目標だ。現地紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 NCERは、マレー半島北部のペルリス州、ケダ州、ペナン州、ペラ州の4州が対象となっている。産業の高付加価値化を進める同国政府による大型開発計画地域の一つとされる。

 ナジブ首相が発表した開発に向けた行程表「NCER開発ブループリント2.0」によると、電気・電子産業といった製造業に加え、農業、バイオ産業、観光などサービス業の振興に注力する。投資優遇策を講じるなどして民間からの投資加速を後押しし、NCERへの政府や民間企業などによる累計投資額を25年までに1465億リンギットに拡大させる。

 開発計画による経済効果で、25年にはNCERで16万1197件の雇用創出が見込まれる。また、「B40」と呼ばれる所得層の下位40%に相当する低所得世帯の月収を20年に3852リンギット、25年に6043リンギットへと引き上げ、所得拡大で中間所得層の増加も目指す。

 ナジブ首相はNCERの開発計画の発表に際し、経済成長に伴う所得増や雇用創出などにより、同地域の住民400万人以上の生活水準が向上し地域間の経済格差の是正につながると強調している。さらに今後、関係省庁や民間企業、研究機関などと連携を図り、NCERを世界に通用する経済地域にするとの意気込みを示した。(シンガポール支局)

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