中国の「ジャスミンの郷」が海外市場開拓 花からエキス抽出、特許取得で勝負

「中国ジャスミンの郷」、広西チワン族自治区南寧市横県のジャスミン交易市場で、買い取られた花を加工工場に運搬するため袋詰めする作業員(中国新聞社)
「中国ジャスミンの郷」、広西チワン族自治区南寧市横県のジャスミン交易市場で、買い取られた花を加工工場に運搬するため袋詰めする作業員(中国新聞社)【拡大】

  • 広西チワン族自治区南寧市横県でジャスミン製品を扱う電子商取引(EC)企業の事務所。「農村淘宝(タオバオ)」などのプラットフォームを使い、販売先を拡大している(中国新聞社)

 ジャスミンティーのほか香水やアロマオイルなどでも人気のジャスミン。「中国ジャスミンの郷」と呼ばれる広西チワン族自治区南寧市横県では、ジャスミンの花から香りを抽出する効果的な方法を開発し、海外市場の開拓を進めている。

 25年近い研究を経て2015年に完成した「冷却凝縮エキス抽出法」は中国で発明特許を取得し、日本や欧米諸国の化粧品大手に製品を供給。(抽出エキスから)肌活性効果を備えたエッセンシャルオイルや香水も生産し、試験的販売に成功した。

 さらに、台湾で菓子作りを学んだ同県出身の雷廷溢氏が14年に帰郷して食品メーカーを創業、2年間の開発期間を経てジャスミンのケーキやくるみ菓子、パイなどを開発。16年8月の発売以来、売上高800万元(約1億3500万円)を突破した。

 このほかジャスミンを使った独創的な観光商品も開発。県内の茶館には、ジャスミンの香り袋や枕、マウスパッドといった生活用品や土産物が並ぶ。横県の電子商取引(EC)ベンチャーチームと協力して世界各地にも販売している。

 同県共産党委員会書記の唐小若氏は「県内で33万人がジャスミン栽培に携わり、栽培面積は10万ムー(1ムーは約6.67アール)超、生花は年産8万トンに上り、生産量は中国全体の80%、世界の60%を占める」と説明している。(中国新聞社)

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