異色の最優秀女性シェフ、人気レストランまでの苦闘 (1/3ページ)

ヒシャ・フランコの料理。マスとグリーンピース、生アーモンド、イチゴ、ハコベの一品(ブルームバーグ)
ヒシャ・フランコの料理。マスとグリーンピース、生アーモンド、イチゴ、ハコベの一品(ブルームバーグ)【拡大】

 アナ・ロス氏(44)はシェフとして、異色中の異色といえる存在だろう。女性シェフの同氏は若い頃、料理人になりたいと思ったことが一度もなかったほか、調理を学んだこともなかった。それなのに今年、「世界のベストレストラン50」が選ぶ最優秀女性シェフ賞を受賞した。

 ロス氏はシェフを務めるスロベニアのレストラン「ヒシャ・フランコ」でのインタビューで「私は美食の伝統がない社会の出身で、そこでは料理に関わることは名誉な仕事と思われていない」と語った。はるばるオーストラリアから客がやって来たり、ヒシャ・フランコでの食事に何カ月も前からの予約が必要になったりする日が来るとは驚きだと言う。

 10代の時期はスポーツウーマンで、スキーは全国でも有数の腕前だったが、「いつも2位で終わったので、17歳のときにやめた」と言う。その後はイタリアのトリエステなどで外交を学び、ブリュッセルで欧州委員会の職を得た。

 だが、そこで外交の道に進むことを断念し、レストラン業に進む決断を迫られた。

 恋に落ちたのだ。現在は夫となった恋人の両親がヒシャ・フランコのオーナーで、彼らは引退すると決めていた。そして、2000年。ロス氏はソムリエである夫のワルター氏とともに、仕事を継ぐことを決意した。夫は食べることが好きで、2人は欧州中を旅して有名レストランで食事した。

ここで一つ問題が起きた

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