農林水産省は15日、農林水産物・食品の産地のブランドを守る地理的表示保護制度(GI)の対象に、3品目を新たに登録したと発表した。山口県美祢市美東町で生産される「美東ごぼう」、徳島県那賀町の「木頭ゆず」のほか、海外産品として初めてイタリアの生ハム「プロシュット・ディ・パルマ」(別称・パルマハム)が決まった。
徳島県産品の登録は初めて。農水省のGI登録は28道府県の41品目と海外の1品目の計42品目となった。
農水省によると、美東ごぼうは先端まで肉付きが良く、食感が柔らかいことで、高値で取引されている。木頭ゆずは果実の色合いが美しく、果汁が多くて香りが良いのが特徴だ。