8月の貿易収支1136億円 3カ月連続黒字

 財務省が20日発表した8月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1136億円の黒字(前年同月は346億円の赤字)だった。黒字は3カ月連続となる。自動車や電子部品の輸出が好調だった。

 輸出は前年同月比18・1%増の6兆2780億円。輸入は15・2%増の6兆1643億円。財務省によると、数量が増加したことに加え、為替相場が対ドルで7・3%円安に振れ、輸出入額が大幅に伸びた。

 国・地域別では、米国向けの貿易黒字が49・6%増の5347億円だった。自動車の輸出が部品を含めて20%以上増えた。冷凍牛肉への緊急輸入制限(セーフガード)の影響は未集計だが、食料品のうち肉類の輸入額は17・9%の増加だった。

 一方、対中国の貿易収支は2398億円の赤字で、赤字は6カ月連続。パソコンや液晶パネルの輸入がともに20%以上増えた。対欧州連合(EU)も845億円の赤字で、赤字は2カ月ぶり。ドイツからの自動車、航空機類の輸入が特に増加した。