【新興国に翔ける】選ばれるためのプロモーション投資 (1/2ページ)

 □スパイダー・イニシアティブ代表 森辺一樹

 前回、前々回と、アジア新興国戦略におけるマーケティングミックスの「4P」について述べた。前々回は、アジア新興国市場では中間層が大変重要であり、中間層が欲しがる商品を中間層が買える価格で売ることがポイントだという「Product(製品)」と「Price(価格)」を取り上げた。前回は、高いマーケットシェアの獲得にはストア・カバレッジを上げる必要があり、そのためにはチャネル(販売網)構築が重要だという「Place(流通)」について言及した。今回は、最後の「Promotion(プロモーション)」について述べたい。

 アジア新興国の中間層が求める商品開発と価格設定、そして彼らが買いやすい小売り流通への配荷までこぎ着けたとしても、実際に消費者に選ばれ手に取ってもらうためにはプロモーション投資が必要不可欠だ。小売店に行けば、どのような商品もカテゴリーごとに並べられている。食品は食品のコーナーに、その中でも菓子は菓子のコーナーに、もっといえば、チョコレートはチョコレートのコーナーに並べられる。いろいろなものが混在しているなどという独自戦略をとっているのは流通大手のドン・キホーテくらいで、大半の小売店では、同一カテゴリーの商品が並べて売られている。その方が、消費者が探しやすいからであることはいうまでもない。

 つまり、チョコレートのコーナーには世界中の競合商品が並び、そこで競争が起きているわけだ。その競争に勝ち抜いていくために必要なのがプロモーション。チョコレートを売っているのが自社だけならばプロモーションなど必要ないが、現実はそうではない。競合がひしめき合っている中、ただ並べたら売れるというような甘いものではない。しっかりとプロモーション投資をして、いかに他社よりも多く選ばれるかが大事だ。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。