【投資講座】《投信を知る》(3)〈世界株式投資の成功のカギ〉長期継続投資の重要性 (1/4ページ)

 前回は、経済成長と株式市場における関連性について言及し、人口増加を背景に世界経済は拡大が予想されることから、世界の株式市場に目を向けるべきだとお伝えしました。しかし、単純に「世界株式へ投資をすればよい」というわけではありません。世界株式投資を成功させるにあたり重要なポイントは①「長期継続投資」②「グローバル分散投資」です。この2つを世界株式投資と組み合わせることで、運用目的の達成に近づくと考えられます。今回は①の長期継続投資についてみていきましょう。(みずほ証券 石隈鉄太郎)

長期継続投資でパフォーマンスの安定化を狙う

 長期継続投資は、多くの投資指南書で解説されている重要な概念です。これを意識して運用することでパフォーマンスの安定化が期待できます。

 たとえば、世界株式(MSCIオールカントリーワールドインデックス)に投資を行ったとしましょう。図は、1997年8月末~2017年8月末の期間において、一日ずつずらして横軸に示している各期間の長さだけ投資した場合のリターンについて、最大・最小値を示しています。短期で最も高かったリターンは年率69.7%でしたが、最も低かった場合はマイナス59.1%と、その差は約129%になります。

 一方、長期投資を行った場合は、リターンの最大値が年率9.1%、最小値がマイナス4.5%、その差は13.7%と短期と比較して小さくなります。

投資はタイミングよりも長期保有

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