【投資講座】《投信を知る》(3)〈世界株式投資の成功のカギ〉長期継続投資の重要性 (2/4ページ)

 このように、長期投資によってリターンのブレ幅が相対的に小さくなり、パフォーマンスの安定化につながります。リターンの大きなブレを抑えるためにも投資の時間軸を長くもち、運用目的の達成を目指してはいかがでしょうか。

投資はタイミングよりも長期保有

 投資を始めたら長期にわたり「継続保有」することも大切です。皆さまの中には「長期投資といっても、結局は売買タイミングが最も重要」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 しかし、的確にタイミングをとらえて投資を行うのはプロでも難しいと言われています。そのため、投資する上での一つの対抗策として大きな上昇をいかに取りこぼさないかに着目しましょう。

 図をご覧ください。これは1997年8月末から2017年8月末の期間で、上昇率の高い日を除いた場合、パフォーマンスがどう変化するのかを表しています。

 一番左の棒グラフは全期間保有し続けた場合で、同期間の累積リターンは210.2%でした。二本目の棒グラフは、上記期間中における日次リターンの上位5日分を除いたリターンを示しており、この場合の累積リターンは102.3%となりました。たった5日分の上昇を取りこぼしただけでもパフォーマンスは大きく落ちてしまうことがわかります。

 では、その5日間はどのような期間だったのでしょうか。マーケットを完全に予測するのは不可能ですが、マーケットの急上昇は、マーケットの急落直後に多くみられます。何かのきっかけで価格が急落すると、損失拡大の懸念から、より多くの投資家が売りに転じます。

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