【マネー講座】《投信を知る》(3)〈世界株式投資の成功のカギ〉長期継続投資の重要性 (4/4ページ)

 金融庁はこうした現状を変えるべく「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、銀行や証券会社などに顧客第一主義の営業(いわゆるフィデューシャリー・デューティー)を強く推進させています。これに合わせて、森金融庁長官は講演にて「毎月分配型では複利のメリットが享受できないことをお客さまに理解していただいた上で投資判断をしていただくのが『顧客本位』である」と明言しています。

 長期的な資産形成を考える際には、毎月分配型はふさわしくないと言えます。「定期的な分配金がどうしても必要」ということでなければ、できるだけ分配頻度の低い投資信託を長期で継続してお持ちいただくことをお勧めします。

(※マネー講座は随時更新。次回も「投信を知る」をテーマに掲載します)

【プロフィル】石隈鉄太郎(いしくま・てつたろう)

石隈鉄太郎(いしくま・てつたろう)みずほ証券リテール・事業法人部門商品企画部次長
2002年新光証券(現みずほ証券)入社。支店営業を経て、04年より投資信託関連業務に携わり、旧DIAMアセットマネジメント(現アセットマネジメントOne)や旧新光投信(同)への出向等を経て、16年より現職。現在では、投資信託を中心とした幅広いプロモーションに従事。

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