イバンカ氏、デザイン模倣で法廷闘争 怒りのインスタグラム投稿 (1/2ページ)

「アクアズーラ」の靴(左)とイバンカ氏のブランドの靴(裁判所提出書類から)
「アクアズーラ」の靴(左)とイバンカ氏のブランドの靴(裁判所提出書類から)【拡大】

 デザイナーのエドガルド・オソリオ氏のサンダルは、ヒールが細くフリルが付いており、足首に巻きつけるアンクルストラップからはタッセル(房飾り)がぶら下がっている。最近ではあらゆる色と素材のものが入手可能だが、代表的なスタイルは真っ赤なスエードだ。

 ファッションブランド「アクアズーラ」の共同創業者でクリエーティブディレクターのオソリオ氏は、このサンダルを自身の最も象徴的な作品の一つと呼んでいる。この785ドル(約8万8000円)のサンダルは2015年に人気が高まって以降、セレブやファッションブロガーが欲しがる流行の靴となり、オソリオ氏とそのブランドは一躍、国際的に有名になった。

 そのため、今や米大統領になったドナルド・トランプ氏の娘、イバンカ氏が運営する衣料ブランドが65ドルで酷似した商品を作っていることを発見したとき、オソリオ氏はすぐに弁護士に連絡した。

 アクアズーラは「ファッション業界で最も憂慮すべきことの一つは、自分が著作権を持つデザインを誰かがあからさまに盗んでいながら、平然としていることだ」と、2016年3月にインスタグラムのアカウントに投稿した。「恥を知れ、@ivankatrump(イバンカ氏のアカウント名)!」。アクアズーラはイバンカ氏に販売中止通告書を送付し、サンダルの販売をやめるよう同氏の会社に要請した。同ブランドはイバンカ氏に1週間の猶予を与え、要請に従わなければ法的措置に直面すると警告した。

「優れた物は誰もがそれを模倣して金をもうけたいと思うもの」