米ゴールドマンのパートナー、美術界に転身

バレンティノ・カルロッティ氏(ブルームバーグ)
バレンティノ・カルロッティ氏(ブルームバーグ)【拡大】

 金融関係者はサザビーズから離れていることができない。この美術品競売会社が扱うウォーホル作品だけが、その理由ではない。

 米ゴールドマン・サックス・グループのパートナー、バレンティノ・カルロッティ氏(51)は20年余り過ごした金融業界を離れ、投資銀行バンカーからサザビーズのビジネスデベロップメントのグローバル責任者に転身する。

 サザビーズの上級幹部職には金融業界出身者が複数いる。JPモルガン・チェース出身のデービッド・シュレーダー氏が、現代美術作品のプライベートセールス(相対取引)責任者として今年加わった。

 サザビーズの最高執行責任者(COO)はセンタービュー・パートナーズのバンカーだったアダム・チン氏、最高財務責任者(CFO)はベイン・キャピタル出身のマイク・ゴス氏だ。このほか、ヘッジファンド運用会社を率いるダニエル・ローブ氏がサザビーズの第2位株主となっている。

 ローブ氏同様、カルロッティ氏も芸術のパトロンで、カーネギー・ホールやグッゲンハイム美術館、アメリカン・バレエ・シアターなどの理事を務めている。

 カルロッティ氏はサザビーズの執行副社長にも就き、30日に業務を開始する。(ブルームバーグ Katya Kazakina)

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