途切れず乱射「トリガー・クランク」使用か ラスベガス銃乱射、死者59人に (1/2ページ)

1日、米西部ネバダ州ラスベガスで銃乱射があった現場付近の警官ら(ゲッティ=共同)
1日、米西部ネバダ州ラスベガスで銃乱射があった現場付近の警官ら(ゲッティ=共同)【拡大】

 【ラスベガス=住井亨介】米西部ネバダ州ラスベガス中心部で1日夜、ホテルの32階から屋外コンサート会場に向けて銃が乱射された事件で、スティーブン・パドック容疑者(64)が、銃弾を途切れることなく一定して撃つため、「トリガー・クランク」と呼ばれる装置を使っていた可能性があることが2日、分かった。米紙USAトゥデーが専門家の見解として報じた。警察当局によると、事件による死者は59人で、負傷者は527人に上っている。

 同紙によると、パドック容疑者は、引き金を引くたびに撃つ半自動の銃を購入したが、引き金を引き続ければ途切れずに撃てる完全自動の銃は購入していなかった。半自動の銃に「トリガー・クランク」を取り付けると安定的に銃を撃つことができるといい、インターネット上で40~50ドルで購入できるという。

 乱射の様子を映した映像では、短い一定間隔で途切れることなく銃声が響きわたっており、半自動の銃に何らかの改造などを施した可能性がある。

 事件をめぐっては、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系の通信社が犯行声明を出したが、米連邦捜査局(FBI)の担当者などによると、パドック容疑者に国際的テロ組織とのつながりはみられず、犯罪歴もなかった。

パドック容疑者は元会計士でポーカーゲームが好きだったという