一時2年2カ月ぶり高値 東証、米国株高が追い風

 4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、一時2年2カ月ぶりの高値を付けた。米国株の連日の上昇を追い風に買い注文が先行した。やや円高ドル安が進んだことを嫌気する売りも出た。

 午前10時現在は前日終値比30円74銭高の2万0644円81銭。東証株価指数(TOPIX)は1・31ポイント安の1683・15。

 米国市場は製造業の景況指数が非常に良好だった2日に続き、3日は新車販売台数が堅調で投資家の積極姿勢が強まった。米ダウ工業株30種平均は2日連続で終値の過去最高値を更新し、4日の東京市場では米景気拡大が国内企業の業績に好影響を及ぼすと見込んだ買いが入った。