東アジア地域、6.4%成長 17年世銀予測、上方修正

 世界銀行は4日までに日本などの先進国を除く東アジア地域の経済見通しを発表し、2017年の実質国内総生産(GDP)成長率を6.4%と予測した。

 域内経済を引っ張る中国の景気が想定よりも良いことを反映し、4月時点から0.2ポイント上方修正した。成長率は6.3%だった16年より高まる。

 世銀は「先進国の景気回復やエネルギー・食料価格の上昇、貿易の活発化が東アジアの途上国の経済を支えるだろう」とみている。中国の17年の成長率は0.2ポイント上方修正し6.7%と見込んだ。マレーシアやタイの見通しも引き上げた。

 ただ世銀は「地政学的な緊張が高まっている」と指摘。核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮の動向次第で、東アジアの景気が冷え込む恐れがあるとみている。

 18年の成長率は、日本などを除く東アジアが6.2%、中国が6.4%になると見込んでいる。(ワシントン 共同)

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