米韓FTA、年明け再交渉 破棄示唆、トランプ政権が押し切る (2/2ページ)

ワシントンで会合した米国(左側)と韓国の通商担当者ら。FTAの再交渉で事実上合意した=4日(聯合=共同)
ワシントンで会合した米国(左側)と韓国の通商担当者ら。FTAの再交渉で事実上合意した=4日(聯合=共同)【拡大】

 米商務省によると、米国が16年に韓国との物品に関する貿易で計上した赤字は約276億ドル(約3兆1000億円)で、発効前の2倍超に増えた。半面、米国から韓国へのサービス輸出も増加しており、韓国が「協定は互恵的」と主張する理由の一つになっている。(ソウル、ワシントン 共同)

【用語解説】米韓自由貿易協定(FTA)

 米国と韓国が、工業品や農産物などの関税撤廃や規制緩和を通じ自由な貿易を行うための協定。2007年6月にいったん署名したが、牛肉や自動車分野の非関税障壁などで対立して追加交渉し、12年3月に発効した。双方が乗用車を含む90%以上の貿易品目の関税を撤廃する内容。トランプ米大統領は、米国人の雇用を奪うなどとして否定的な立場を示していた。(共同)