米韓FTA再交渉 日本楽観、遠因は韓国の「約束破り」 (2/2ページ)

ワシントンで会合した米国(左側)と韓国の通商担当者ら。FTAの再交渉で事実上合意した=4日(聯合=共同)
ワシントンで会合した米国(左側)と韓国の通商担当者ら。FTAの再交渉で事実上合意した=4日(聯合=共同)【拡大】

 一方、日米両政府は今月16日にワシントンで開く経済対話の第2回会合で、アジアへの液化天然ガス(LNG)の輸出やサイバー攻撃対策といった幅広い分野で連携を強化する方向だ。

 トランプ政権は来年11月の中間選挙までに通商分野で得点を稼ぎたい構え。ただ、新規のFTA交渉は数年単位の時間がかかるため、任期中に終わらない可能性が高い。このため、日本はトランプ氏の顔を立てる“お土産”を用意して穏便に済ませようと狙う。

 経済官庁幹部は「日米FTAの心配をする必要はほとんどない」と指摘している。(田辺裕晶)

米韓FTA、年明け再交渉 破棄示唆、トランプ政権が押し切る