比、マニラの最低賃金50円引き上げ 労働者の生活苦解決には足りず (2/2ページ)

フィリピン・マニラ首都圏の建設工事現場で研磨作業中の労働者(ブルームバーグ)
フィリピン・マニラ首都圏の建設工事現場で研磨作業中の労働者(ブルームバーグ)【拡大】

 また、同国の代表的な労働組合であるフィリピン労働組合連合(ALU)は184ペソ、フィリピン労働組合会議(TUC)は259ペソの引き上げを要求していたこともあり、今回の引き上げには不満を示している。

 ALUの代表者は「今回の引き上げは率に換算すると4.3%にすぎず、これでは労働者は生活苦から抜け出せない。ここ数年の平均6.9%成長に貢献した労働者はもっと報われてしかるべきだ」と述べた。

 ALUは今回の引き上げを受け入れたうえで、1人当たり月500ペソの助成金支給を求めていく方針だ。(シンガポール支局)