ロシア増産、LNG市場に影響力 税優遇で35年までに生産量7倍 (2/2ページ)

露サハリン州で建設中のLNGプラント(ブルームバーグ)
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 セディガスは主要LNG生産国の年間生産能力について、35年に米国が9500万トン、オーストラリアは9300万トン、カタールが8800万トンと予想。16年は世界全体で2億5800万トンだった。

 ただ、セディガスはカタールが6月に発表した計画を反映していない。カタールは同月、LNGの大増産計画を発表し、24年までに年間生産量を7700万トンから1億トンに拡大する方針を明らかにした。

 セディガスによれば、世界的な供給過剰が21年を過ぎると縮小し始め、生産能力の不足分は主要生産国カタールの生産量の2倍に匹敵する可能性もあるという。(ブルームバーグ Elena Mazneva、Anna Shiryaevskaya)