中国、自転車シェア競争に終止符 モバイクとオッフォ投資家が合併協議

上海市内の駐輪場に並ぶモバイクとオッフォの自転車(ブルームバーグ)
上海市内の駐輪場に並ぶモバイクとオッフォの自転車(ブルームバーグ)【拡大】

 中国で自転車シェアリングサービスを手掛ける新興企業「Mobike(モバイク)」と「Ofo(オッフォ)」の投資家が、両社の合併に向けて初期段階の協議に入っていることが、6日までに分かった。国内での激しい競争に終止符を打ち、急成長を遂げる自転車シェア市場を抑えたい考えだ。

 情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によれば、モバイクとオッフォの投資家は両社に交渉のテーブルに着かせる前に株式配分などの問題をめぐる話し合いを進めている。両社合計のバリュエーションは40億ドル(約4500億円)を上回る可能性がある。関係者によると、協議は予備段階で合併が実現しない公算もあるという。

 モバイクはテンセント・ホールディングス(騰訊)、オッフォはアリババグループがそれぞれ支援している。しかし、テンセントとアリババはこれまでも競合する新興企業に出資し、その後に配車アプリ滴滴出行のような統合を通じて業界のリーダーを誕生させてきた実績がある。両社が国内で競争をやめれば、経営資源を米国や欧州、その他アジア諸国で足掛かりを得ることに振り向けることができる。(ブルームバーグ Lulu Yilun Chen)

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