韓国、ASEAN向け美容製品輸出額31.6%増

シンガポールにある韓国ブランドの化粧品店。2016年の東南アジアの美容製品市場における韓国製品のシェアは、4.5%だった(ブルームバーグ)
シンガポールにある韓国ブランドの化粧品店。2016年の東南アジアの美容製品市場における韓国製品のシェアは、4.5%だった(ブルームバーグ)【拡大】

  • 北西部龍仁市の工場で化粧品容器の検査をする従業員ら。韓国の化粧品メーカーは東南アジアを有望市場とみている(ブルームバーグ)

 韓国産美容製品の東南アジア地域向け輸出が好調だ。大韓貿易投資振興公社によると、2016年の東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国への輸出額は4億600万ドル(約457億円)で、前年比31.6%増加した。スキンケア製品と化粧品の需要拡大が寄与したもようだ。現地の聯合(れんごう)ニュースが報じた。

 ASEAN向け輸出額の内訳は、スキンケア製品が76%で化粧品(24%)の3倍以上となった。特に好調だったのはフェイシャル関連製品で、スキンケア製品の8割を占めた。国別の割合をみると、タイが29.3%で首位、以下、シンガポールが23.2%、ベトナムが17.4%で続いており、輸出先の上位3カ国で約7割に達している。

 16年の東南アジア地域の美容製品市場は前年比で8.8%拡大し、73億ドル規模に達した。韓国製品のシェアは4.5%となっており、同地域への輸出国としては6番目だった。

 専門家によると、東南アジアの美容製品市場は、20年まで年平均10%の成長が見込まれるという。シェア拡大を目指す韓国メーカーは、域内3億人ともされるムスリム(イスラム教徒)向け製品の開発など、新たな動きもみせている。